リンデンバウム
この曲を例に挙げ、感性とアロマテラピーについて、語っていただきました。
生理的なはたらきと、芸術とが見事に結びついた興味深いおはなしです。
実験中に追った火傷をラベンダーの精油で治し、それをきっかけにして精油の効果を研究していったフランスの化学者、ルネ=モーリス・ガットフォセ氏。
1915年に起こったこの火傷事件の後、10年以上経って1928年に学会でこの研究成果を発表し、そこでアロマテラピー(芳香療法)という言葉が世に広まりました。
この、近代アロマテラピー史を語る際に欠くことのできない火傷事件について、ルネ=モーリス・ガットフォセの孫娘モアランさんから直接事実関係をきく機会を得た高山林太郎先生。
ガットフォセの火傷事件を世に広めた原典であるジャン・バルネ博士の著書を翻訳した高山先生が語る、その真相とは一体どのようなものなのでしょうか。
※一般に伝えられているルネ=モーリス・ガットフォセの火傷事件
1920年代初頭、南フランスのプロバンス地方において、香料の研究者であった ルネ・モーリス・ガットフォセ(1881年-1950年)は実験中に手に火傷を負い、とっさに手近にあったラベンダー精油に手を浸したところ傷の治りが目ざましく良かったことから、精油の医療方面での利用を研究し始めた。彼は1928年に研究の成果を学会で発表し、また『芳香療法(原題Aromatherapy)』という本を出版した。
- wikipediaより引用
1週間空けての更新です。
”トータルな精油を信頼しよう
- ジャン・バルネ博士”
なんとかして生体を維持する為に、体が分泌するものを
バイオスティムリン(biostimulines)
と捉えたフィラトフ博士の概念で考えることで、植物に含まれるエッセンスについて理解が深まるといいます。
この概念が、精油に含まれる様々な成分を単体で個別に考えるのではなく、
植物が生み出した成分構成それ自体の「トータルな精油」を信頼してはどうかという
ジャン・バルネ博士の主張にも繋がっていくのです。
アロマテラピーを語る上で外せない人物の一人に、アロマテラピーと芸術の不可分な関係前・後編でも語られたマルグリット・モーリーがいます。
彼女はどのような背景を持った人物で、どのような人物だったのかを掘り下げていきます。
彼女の人物像を通して見ると、現代の「アロマテラピー」を理解する上で理解しておきたいアロマテラピーの3つの源流が明らかになってきます。
【お知らせ】
2013年8月24日、25日に高山林太郎先生の講演会を開催します。
詳細はこちら
⇒ http://www.meetsnature.com/seminar/
アロマ(芳香)テラピー(療法)という名前から、香りを重視した療法ととらえられがちのアロマテラピー。
この曖昧な部分は、精油を販売する業者に”偽和(精油を増量すること)”する隙を与えてしまってもいます。
香りを重視する観点からは、香りの成分を追加する偽和行為はメリットのあることです。
が、植物本来の成分を期待する場合にはどうでしょうか。
根本的な解決方法として、超臨界流体抽出法で抽出したエッセンシャルオイル(アブソリュート)が高山先生から提案されます。
偽和されたアロマテラピーエッセンシャルオイルを見分けることができるのかどうかも含めて解説していただきます。
【お知らせ】
2013年8月24日、25日に高山林太郎先生の講演会を開催します。
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⇒ http://www.meetsnature.com/seminar/
アールヌーヴォーの中心地の一つであるオーストリアのウィーンで、マルグリット・モーリーは生まれました。
アロマテラピーと美容を結びつけ、発展させたマルグリット・モーリー。
芸術と医学とアロマテラピーの橋渡しとなったその功績と背景を解説して頂きます。
【お知らせ】
2013年8月24日、25日に高山林太郎先生の講演会を開催します。
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⇒ http://www.meetsnature.com/seminar/
ヨーロッパで興ったアール・ヌーヴォー(新しい芸術)の流れ。
高山林太郎先生は、これがなければアロマテラピーは
今とは違っていたものになっていたかもしれないと言います。
セルゲイ・ディアギレフの興したバレエ・リュスなどの、陶酔を求める芸術と
アロマテラピーの不可分な関係とは何だったのか、今回はその前編をお届けします。
【お知らせ】
2013年8月24日、25日に高山林太郎先生の講演会を開催します。
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