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    スライド資料:佐藤一郎「ICタグとネット社会」

    jaAugust 02, 2007
    What was the main topic of the podcast episode?
    Summarise the key points discussed in the episode?
    Were there any notable quotes or insights from the speakers?
    Which popular books were mentioned in this episode?
    Were there any points particularly controversial or thought-provoking discussed in the episode?
    Were any current events or trending topics addressed in the episode?

    Recent Episodes from 「社会とつながる情報学」平成19年度市民講座

    速水謙「社会に生きる数学」

    速水謙「社会に生きる数学」
    カール・フリードリッヒ・ガウス(1777-1855、ドイツ)は偉大な数学者とされていますが、実は彼の多くの発見は実用的な問題に根ざしています。彼の数々の発見:天体観測から生まれた最小二乗法、数値計算法(ガウスの消去法、ガウス・ザイデル法)、測量から生まれたガウス曲率(微分幾何学)、統計学におけるガウス分布、整数論(当時は純粋数学として研究されましたが、現代の暗号理論の基礎となっています)は、現代の我々の生活を支える技術の基礎になっています。 本講演では、話者の研究テーマである最小二乗問題の反復解法や数値計算法との関連も含めて、ガウスの発見を振り返ってみたいと思います。

    上田昌史「経済学とネットワーク」

    上田昌史「経済学とネットワーク」
    リンゴやノートと電話やコンピュータの違いは何でしょうか。後者には共通した特別な性質があります。それは、「ネットワーク」という性質です。そのような性質を持つものを分析するのが「ネットワーク経済学」です。 この講座では、「標準と互換性」、「乗換費用と囲い込み」、「規模の経済と外部性」という3つの言葉をキーワードとして、いくつかの事例を紹介しながら、経済学とネットワークに関してできるだけわかりやすく紹介します。たとえば、CDはCDプレーヤがなければ、ただのプラスティック板です。このような性質を持つ場合、技術の標準や機器の互換性という議論が重要となるのです。 身近な話題から始めて、3つのキーワードの意味を紹介した上で、これらのキーワードが分かれば世の中がどのように見えるかをお話ししようと思います。

    佐藤一郎「ICタグとネット社会」

    佐藤一郎「ICタグとネット社会」
    SuicaやPASMOなどの電子定期券の仕組みを知っていますか。電子定期券には電池は入っていませんが、自動改札機とは電波を使って通信をしています。これを支えているのがICタグ(電子タグ)の技術です。 ICタグは電子定期券に限らず、様々な分野で使われ始めています。バーコードの代わりとして商品管理に使われていますし、将来は偽札防止のためにお札一枚一枚にICタグが埋め込まれるかもしれません。つまり、みなさんが気がつかないうちに身近にある品々がICタグにより情報を発信し、ネット社会とつながり始めています。ICタグはネット社会だけでなく、現実世界も変えてしまう強力な技術です。でも強力な薬には副作用があるように、ICタグはいままでは考えもしなかったような危険も引き起こすかもしれません。例えばあなたの電子定期券が知らないうちに他人に使われてしまったり、チャージしたお金が電子スリに遭うことはないでしょうか。あなたの行動はICタグを通じて監視されてしまうことはないでしょうか。お札に埋め込んだICタグから財布内の金額が盗み見られることはあるでしょうか。 今回の講演ではICタグに関する入門的解説をしていきます。情報技術や電波に関する知識は不要です。また、こうした素朴な疑問についても答えていこうと思います。

    山田誠二「心理学とロボット」

    山田誠二「心理学とロボット」
    今世紀に入り、擬人化エージェントを利用したユーザインタフェースがさまざまな分野で利用され、一方でペットロボットが一般家庭に普及するなど、エージェントやロボットが一般の人々にとって身近な存在になってきています。このような、これまでエージェントに接することのなかった一般エンドユーザの皆さんが、ロボットやエージェントとインタラクションをもつようになる状況では、人間とロボット、エージェントが、どのように上手くつき合っていくのか、またそのためには、人間とロボットとの間に、どのようなインタラクションを設計すればよいのかという新しい問題が生まれます。 このような課題について、ロボットの外見はどう設計するのがよいのか?ロボットが人間に近づくのか、人間がロボットに近づくのか?などのトピックについて、発達心理学との関連にも触れながら、わかりやすく紹介します。

    稲邑哲也「脳科学とロボット」

    稲邑哲也「脳科学とロボット」
    21世紀を迎えてから、ロボット技術は我々の日常生活に浸透してきており、人間そっくりの案内ロボットが登場したり、癒し系のペットロボットやロボット工作キットが販売されていたりします。見た目や体つきはかなり発展したように見えますが、ロボット研究において大きな課題として残されているのが、いかにして「賢さ」を実現するか、という事です。一方で、脳科学の発展とともに、ロボットを人間のように賢くするためには人間の脳を見習わなければならない、という考え方も浸透して来るようになり、ロボット研究者と脳科学研究者が議論を交わす事も多くなってきました。 そのような背景から、本講座では、ロボットの頭脳がどのように実現されているか、また脳科学の観点からどのようにすれば人間のような考え方のできるロボットが実現できるのか、というトピックについて解説します。
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